この記事では、タトゥー除去の費用や治療ごとの違いについて詳しく解説します。 本記事を読むことで、ご自身に合った方法と予算、信頼できるクリニック選びのポイントが明確になります。
この記事の監修者
タトゥー除去にかかる費用は?方法別まとめ

タトゥー除去の費用って、なんだかイメージがつきづらいんですよね。ざっとどれくらいかかるものなんでしょう?

主な治療法ごとに、費用の目安をまとめてご紹介します!
レーザー治療の種類
レーザー治療はタトゥー除去で最も一般的な方法です。ピコレーザーなどの最新機種では、従来よりも皮膚へのダメージが少なく、効果的な治療が期待できます。
カラー適応と色素の深さ
タトゥーの色において黒だけでなく、赤や青などの色に応じた波長の選択が重要です。また、色素が皮膚の深い層に入っているほど、破壊に時間を要します。
レーザー治療の費用相場
費用は1平方センチメートルあたり5,000円から10,000円前後が相場ですが、サイズや色、使用するレーザーの種類、また通院回数によっても変動します。
1回の照射治療で効果が出にくい場合もあり、平均して3回~10回程度の施術が必要になることが多いため、症例写真を確認し、事前に見積もりを受けることが安心です。
切除手術
切除手術はタトゥーが比較的小さい場合に適用されることが多い治療法です。皮膚を切り取って縫い合わせるため、確実に除去できる半面、傷跡が残る可能性があります。
切除手術の費用相場
費用は10,000円から30,000円程度が目安ですが、タトゥーの大きさや部位、医師の技術によっても価格は異なります。
切除が難しい場合は何回かに分けて施術を行うこともあるため、事前に専門医と相談し、リスクや適用条件も詳細に説明を受けることが重要です。
植皮法
植皮法は、自身の他の部位から正常な皮膚を採取して、タトゥーを削り取った部分に移植する手術です。広範囲のタトゥーや難治性のものに適用されることが多い手法です。
近年はピコレーザーをはじめとするレーザー技術の飛躍的な進化により、以前に比べると植皮を選択するケースは減少傾向にあります。しかし、短時間に確実に消したいという期限のある急ぎのケースや、色素の入っている層が極端に深い場合などの皮膚の状態に問題がある場合には、現在でも有効な手段として選ばれています 。
皮膚を移植するため、仕上がりには医師の高度な技術が求められます。術後の経過や再発リスク、移植元・移植先双方に残る傷跡についても、事前に専門医と十分に相談しておくことが重要です。
植皮法の費用相場
他のタトゥー除去法に比べ費用が高額になります。
一般的には10万円から30万円以上かかるケースが多く(100㎠以上になると50万円を超えることが多い)、植皮の範囲や使う皮膚の採取部位によっても値段が大きく変動します。
薬剤による除去
薬剤による除去は、皮膚の表面から色素を排出させたり化学的に薄めたりする手法であり、サリチル酸、乳酸、グリコール酸などのピーリング剤を用いて皮膚のターンオーバーを促したり、色素を分解・排出させやすくする特殊な液剤を塗布または注入したりする方法が採られます 。
この手法はアートメイクなど比較的色が薄いものや皮膚の浅い層に入っているタトゥーに適していますが、使用する薬剤へのアレルギー反応が起こる可能性も否定できないほか、強すぎる薬剤は皮膚に化学熱傷や深刻な瘢痕を残すリスクがあるため、必ず医療機関の管理下で適切な紫外線対策や保湿などのアフターケアを伴いながら行う必要があります 。
どの治療もそうですが、効果や安全性に関し、症例写真を確認したり専門医に相談したりと段階を踏んだ上で選択することが重要です。ピコレーザーなどと組み合わせて行う場合もあり、その際はトータルでの値段も確認しましょう。
また薬剤を使用する場合アレルギー発症の恐れについては事前によく確認をしてください。
薬剤を使った除去の場合の費用相場
薬剤を使用した除去治療は、主にアートメイクや浅い層に入ったタトゥーなどに用いられ、他の手術法と比較して一回あたりの費用は抑えられる傾向にあります。
費用相場は1回あたり5,000円から20,000円程度が目安となりますが、色素を完全に排出させるには複数回の継続的な治療が必要になる場合が多いため、ご自身のタトゥーが適応するかどうかも含め、最終的な総額については事前に専門医としっかり確認しておくことが重要です。
その他注目する除去技術
近年では一般的な手法に加え、当SSCクリニックにおいては、薬剤と機器を組み合わせた、ハイブリッドなアプローチ除去も注目されています。なかでも薬剤で色素をイオン化させたのちに磁力を用いて体外へ押し出す除去技術は、レーザーによる熱破壊を伴わないことで肌への負担を抑えつつ、深層の色素にもダイレクトなアプローチが可能です。
この手法は、タトゥーの状態や色素の深さに応じてピコレーザー等と柔軟に組み合わせるコンビネーション治療として行われることもあり、従来の除去法では困難だった症例に対する選択肢となっています。
保険適用について

施術方法によって、値段もまちまちなのですね。ちなみにタトゥー除去は保険適用されるのでしょうか?

基本的には保険適用外です。ただ、医療的理由がある場合は例外もあります。
保険適用になる場合
一般的に美容目的のタトゥー除去は保険適用外です。ただし、外傷性刺青や皮膚病変治療の一環として認められる場合は保険が適用されることがあります。
適用外の場合は全額自己負担となり、診察やアフターケアにも費用がかかります。事前に見積もりを確認しましょう。
どのクリニックを選ぶべきか

タトゥー除去を検討する際、クリニックはどう選べばいいですか?

専門医の在籍、症例写真の公開、相談体制などを比較しましょう。
タトゥー除去クリニックの選び方
信頼できるクリニックの条件は、専門医の在籍、豊富な症例写真、最新機器の導入、丁寧なカウンセリングです。
治療後のフォロー体制や費用説明の有無も重要です。複数のクリニックを比較し、納得できる場所を選びましょう。
まとめ:適切なタトゥー除去の方法と費用について

最後に、タトゥー除去の治療方法や費用について一言お願いします!

タトゥー除去の費用は治療法や範囲によって大きく異なります。 レーザー、切除、植皮法などの選択肢を比較し、専門医に相談して安心できる治療計画を立ててください。
(監修・執筆:松本敏明)
