心療内科・精神科のオンライン診療 おすすめのクリニック10選【2025年最新】｜受診費用や診断書発行可否も解説

心療内科・精神科のオンライン診療を受けるクリニック、どうやって選べばいい？

「心療内科・精神科のオンライン診療に対応しているクリニックを一度に比較検討したい」「心療内科・精神科のオンライン診療を受けたいけれど、どのクリニックを選んだら良いか分からない」という方も多いかもしれません。
心療内科・精神科のオンライン診療を受けるクリニックを選ぶ際にポイントとなる情報を、マイナビクリニックナビがわかりやすくまとめています。
納得のいく施術が受けられるように、それぞれの心療内科・精神科のオンライン診療対応クリニックについて、診療内容や日時、費用目安、Webや電話など、診療や予約の方法、診断書や処方箋、薬の郵送などの可否、実際の口コミをしっかりと把握しましょう。

心療内科・精神科・メンタルクリニックとは？

心療内科、精神科、メンタルクリニックは、心や身体の健康に関わる診療科ですが、それぞれ対象とする症状や診療内容が異なります。ここでは、その違いについてわかりやすく説明します。

1．心療内科

心療内科は、心と身体の関係に注目し、ストレスや心理的要因が関係する身体症状を治療する診療科です。
例えば、過敏性腸症候群や慢性頭痛、緊張型胃痛などが主な対象です。
症状の改善には、薬物療法に加え、心理療法や生活指導を行うことが多く、心身医学的なアプローチが特徴です。

2．精神科

精神科は、精神疾患や障害を専門的に診断・治療する診療科です。
うつ病、統合失調症、双極性障害、不安障害など、さまざまな精神疾患を対象とし、薬物療法や精神療法を組み合わせて治療を進めます。
症状が重い場合には、入院治療が必要になることもあります。

3．メンタルクリニック

メンタルクリニックは、心療内科や精神科の診療を外来で行うクリニックです。
主に軽度から中等度の精神疾患や心身症に対応します。

自身がどの診療科目に当てはまるか不明な場合も含めて、まずは一度相談してしてみることをおすすめします。そのような場合にも、自宅で気軽に利用できるオンライン診療は有用です。

オンライン診療とは?

オンライン診療とは、情報通信技術を使用して、医師が遠隔地にいる患者にリアルタイムで診療を行う医療サービスです。
患者は自宅など任意の場所から、インターネットを介してスマートフォンやパソコンで診察を受けることができ、病院の予約から診療、決済までオンラインで完結します。

近年は新型コロナウイルスの流行を背景に需要が増し、医療のデジタル化の推進によってさらに普及が進んでいます。
今後もオンライン診療は地理的、時間的制約を解消し、効率的に医療サービスを提供することで、その役割拡大が期待されています。

心療内科・精神科のオンライン診療の特徴5点

心療内科・精神科・メンタルクリニックのオンライン診療には、主に次のような特徴があります。

1．アクセシビリティ

オンライン診療を利用することで、自宅や移動中など、場所を選ばずに診療を受けることができます。
これにより、忙しい方や遠方に住んでいる方でも簡単に診療を受けることができます。

2．プライバシーと匿名性

心療内科や精神科の診療を受ける際に、他人の目が気になってしまう方もいるかもしれません。
オンライン診療なら、プライバシーを守りつつ相談できるため、心理的な負担に配慮されています。

3．継続的なサポート

オンライン診療では、フォローアップで医師やクリニックと連絡を取り合うことができます。
これにより、治療の進行状況を定期的に報告し、必要に応じて治療計画を調整することが可能です。

4．薬の処方と配送

オンライン診療を通じて処方された薬は、患者の自宅に配送されます。
これにより処方のために薬局へ行く手間が省けます。

5．治療のカスタマイズ

オンライン診療で問診を行うことで、患者一人ひとりの症状や生活習慣に応じて様々な治療を提案することが可能です。

オンライン診療の特徴として通院が難しい方やプライバシーが気になる方でも気軽に受診できるメリットがありますが、触診など対面でしかできない内容もあります​。
それでも、心療内科の治療を始めるにあたっては有効な選択肢と言えます。

【基礎知識】そもそも心療内科・精神科を受診する目安って？受診すべきサインや症状を解説！

「心療内科・精神科を受診していいのか分からない」という方のために、受診する目安となる症状を解説しています。
詳しくは下のボタンからチェック！

心療内科・精神科を受診すべき7つのサインや症状

心療内科・精神科を受診すべき主なサインや症状を解説します。

1．持続的なうつや憂鬱感

うつ病の主な症状であり、気分の持続的な沈みや憂鬱感、無気力感、興味や喜びを感じなくなることが特徴です。
日常生活において楽しいことや興味のあることに対しても感情が薄れることがあります。

2．過度な不安やパニック発作

過度な不安や心配、恐れによって日常生活に支障をきたすことがあります。
パニック発作は、突然の強い不安や恐怖感、心臓の速い鼓動、息切れ、めまい、手や足の震えなどの症状が現れる突発的な状態です。

3．睡眠障害

不眠症や過眠症、睡眠の質の低下などが含まれます。
入眠困難や中途覚醒、早朝覚醒などが症状として見られることがあります。

4．食欲の変化

食欲の減退や増加、または摂食障害（拒食症や過食症）が見られる場合があります。
これらの変化が体重や栄養状態に影響を与える可能性があります。

5．異常な行動や思考

自傷行為や他人に対する異常な攻撃性、現実との乖離、幻覚や妄想などが見られる場合があります。
これらの症状は重度の精神疾患の可能性があります。

6．集中力や記憶力の低下

仕事や学業での集中力や記憶力の低下がみられる場合があります。
思考の停滞や記憶の曖昧さが続くことがあります。

7．社会的な孤立や関係の悪化

友人や家族との関係が悪化し、孤立してしまう場合があります。
社交不安障害やうつ病などが原因で、社会的な活動や人間関係に対する興味や能力が低下することがあります。

これらの症状が見られる場合は、精神疾患が原因の可能性もあります。
一度心療内科・精神科を受診することをおすすめします。