マンジャロ・ウゴービ・ゼップバウンドの違いは?成分・対象疾患を比較

2026/11/02更新

マンジャロ、ウゴービ、ゼップバウンドは、いずれも週1回の皮下注射で使う薬で、体重を減らす作用があることから注目を集めています。そのため、ひとまとめに「やせる注射」と呼ばれることがありますが、有効成分、作用する受容体、国内で承認されている効能・効果、保険で使える条件は製品ごとに異なります。 この記事では、3製品の違いを整理し、同じ成分を含むオゼンピックやリベルサスとの関係もあわせて解説します。

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3製品は「やせる注射」ではない


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3製品はどれも、食事をとると腸から分泌されるホルモン「インクレチン」の働きを利用した薬です。インクレチンにはGLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)とGIP(グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド)の2種類があり、血糖値が高いときに膵臓からのインスリン分泌を促します。GLP-1には、胃の内容物が腸へ送られるのを遅らせる作用や、脳に働いて食欲を抑える作用もあり、これが体重の減少につながります。

一方で、薬としての位置づけは製品ごとに異なります。マンジャロは2型糖尿病の治療薬、ウゴービとゼップバウンドは肥満症などの治療薬として承認されており、それぞれ使える患者の条件が細かく決められています。「体重が減る」という共通点だけで同じ薬として扱うと、承認された目的や対象から外れた使い方につながりかねません。


マンジャロとは

有効成分はチルゼパチド

マンジャロの有効成分チルゼパチドは、GIP受容体とGLP-1受容体の両方に結合して活性化する薬です。2つの受容体を同時に刺激することで、血糖値に応じてインスリンの分泌を促します。

チルゼパチドは、血液中のアルブミンというたんぱく質と結合することで体内に長くとどまるように設計されており、週1回の投与で効果が続きます。製剤は、針付きの注射器が注入器に組み込まれた使い切りタイプ(アテオス)で、2.5mg、5mg、7.5mg、10mg、12.5mg、15mgの6規格があります。


日本での効能・効果は2型糖尿病

マンジャロの国内での効能・効果は2型糖尿病のみで、肥満症の治療薬としては承認されていません。糖尿病治療の基本である食事療法・運動療法を十分に行っても、血糖コントロールが不十分な場合に使用を考える薬です。

用量は週1回2.5mgから始め、4週間後に維持用量の5mgへ増やします。効果が不十分な場合は4週間以上の間隔をあけて2.5mgずつ増量でき、最大用量は週1回15mgです。用量に応じて体重が減ることがわかっているため、増量の要否は血糖値だけでなく体重の減り方も見ながら判断します。


ウゴービとは

有効成分はセマグルチド

ウゴービの有効成分セマグルチドは、GLP-1受容体に選択的に結合する「GLP-1受容体作動薬」です。人の体内でつくられるGLP-1とよく似た構造をもちながら、分解酵素(DPP-4)で壊されにくく、アルブミンと結合して体内にとどまるよう改良されているため、週1回の投与で作用が続きます。

セマグルチドは、2型糖尿病の治療薬であるオゼンピック(注射薬)とリベルサス(飲み薬)にも使われている成分です。これらとの違いは後半で解説します。


肥満症治療薬としての位置づけ

ウゴービは、肥満症の治療薬として承認された注射薬です。食事療法・運動療法を行っても十分な効果が得られず、薬物治療が適切と判断された人に限って使用します。2026年6月には、肝硬変を伴わない代謝機能障害関連脂肪肝炎(MASH)のうち、中等度または高度の肝線維化がある場合への効能・効果も追加されました。

用量は週1回0.25mgから始め、4週間ごとに0.5mg、1.0mg、1.7mg、2.4mgの順に増やし、以降は2.4mgを維持します。製剤には、1回使い切りのタイプと、1本で複数回(4回分)投与できるペン型のタイプがあります。


ゼップバウンドとは

有効成分はチルゼパチド

ゼップバウンドの有効成分は、マンジャロと同じチルゼパチドです。GIP受容体とGLP-1受容体の両方に作用する点、週1回の皮下注射である点、使い切りタイプの注入器(アテオス)で2.5〜15mgの6規格がある点も共通しています。


マンジャロと同成分でも別製品・別適応

ゼップバウンドは、マンジャロとは別の製品として、肥満症と中等症以上の閉塞性睡眠時無呼吸症候群を対象に承認されています。閉塞性睡眠時無呼吸症候群への効能・効果は2026年5月に追加されたもので、BMIが27kg/m2以上の場合に限られます。同じ時期に、肥満症で使用できる前提条件にも耐糖能障害(2型糖尿病、耐糖能異常など)が加わりました。

成分が同じでも、用量の設定は異なります。マンジャロの通常の維持用量が週1回5mg(最大15mg)であるのに対し、ゼップバウンドは肥満症で週1回10mg(状態に応じて5mgへの減量や15mgまでの増量が可能)、閉塞性睡眠時無呼吸症候群で週1回15mg(忍容性に応じて10〜15mgで調整)が基本です。また、ゼップバウンドとマンジャロのようにチルゼパチドを含む製剤どうし、あるいはGLP-1受容体作動薬と一緒に使うことはしません。


3製品の違いを比較

3製品の主な違いを表にまとめました。


項目 マンジャロ ウゴービ ゼップバウンド
有効成分 チルゼパチド セマグルチド チルゼパチド
作用する受容体 GIP受容体・GLP-1受容体 GLP-1受容体 GIP受容体・GLP-1受容体
国内の効能・効果 2型糖尿病 肥満症(条件あり)
肝硬変を伴わない代謝機能障害関連脂肪肝炎(中等度・高度の線維化がある場合)
肥満症(条件あり)
中等症以上の閉塞性睡眠時無呼吸症候群(BMI27以上の場合)
投与方法 週1回皮下注射 週1回皮下注射 週1回皮下注射
維持用量の基本 週1回5mg(最大15mg) 週1回2.4mg 肥満症:週1回10mg(5〜15mg)
睡眠時無呼吸症候群:週1回15mg(10〜15mg)
保険診療での主な枠組み 2型糖尿病の治療として使用 最適使用推進ガイドラインの要件を満たす施設・患者に限る(肥満症は最大68週間) 最適使用推進ガイドラインの要件を満たす施設・患者に限る(肥満症は最大72週間、睡眠時無呼吸症候群は最大52週間)

作用する受容体

チルゼパチド(マンジャロ・ゼップバウンド)はGIP受容体とGLP-1受容体の2つに、セマグルチド(ウゴービ)はGLP-1受容体だけに作用します。そのため薬剤分類としては、チルゼパチドは「GIP/GLP-1受容体作動薬」、セマグルチドは「GLP-1受容体作動薬」と区別されます。

作用する受容体の違いはあっても、主な副作用の傾向は共通しています。どちらも吐き気、嘔吐、下痢、便秘などの胃腸症状が起こりやすく、投与の始めや増量のタイミングで出やすいことから、少ない量から段階的に増やす使い方が定められています。症状が強い場合には、減量や増量の先送りが検討されます。


対象疾患

ウゴービとゼップバウンドの肥満症への使用は、BMIだけで決まるものではありません。どちらも、食事療法・運動療法を行っても十分な効果が得られず、BMIが27kg/m2以上で肥満に関連する健康障害を2つ以上もつ場合、またはBMIが35kg/m2以上の場合に限られます。

違いは、前提となる病気の範囲です。ウゴービは高血圧、脂質異常症、2型糖尿病のいずれかがあることが条件です。ゼップバウンドは、高血圧、脂質異常症、耐糖能障害(2型糖尿病、耐糖能異常など)のいずれかが条件です。高血圧や脂質異常症がなく耐糖能異常などだけがある人では、空腹時血糖値100〜125mg/dL、ブドウ糖負荷試験の2時間値140〜199mg/dL、HbA1c5.7〜6.4%のうち2つ以上に当てはまるか、糖尿病型であることを確認し、2型糖尿病を発症するリスクが高い人に限って使用します。ただし、保険診療で使える条件はこれより狭く、後述の保険適用条件で解説します。

肥満症以外の対象疾患も異なります。ゼップバウンドの閉塞性睡眠時無呼吸症候群への使用は、睡眠中の無呼吸・低呼吸の回数を示すAHI(無呼吸低呼吸指数)が1時間あたり15回以上の中等症以上が対象で、CPAP(持続陽圧呼吸療法)などのほかの治療を併用する必要があるかも検討します。ウゴービの代謝機能障害関連脂肪肝炎への使用は、肝線維化の程度がF2またはF3の人が対象で、この病気の診断と治療に精通した医師のもとで、食事療法・運動療法と組み合わせて行います。マンジャロの対象は2型糖尿病です。


用量・製剤

3製品はいずれも週1回、同じ曜日に皮下注射する薬ですが、増量の手順と維持用量は異なります。マンジャロとゼップバウンドは2.5mgから始めて2.5mg刻みで、ウゴービは0.25mgから始めて5段階で増量します。

打ち忘れたときの対応も製品によって異なります。チルゼパチド製剤(マンジャロ・ゼップバウンド)は次の投与予定まで72時間以上あれば気づいた時点で注射し、72時間未満であればその回は見送ります。ウゴービでは、この目安が48時間です。いずれも、その後は決めた曜日に戻して投与を続けます。打ち忘れた場合の対応は、あらかじめ処方した医師や薬剤師に確認しておくと安心です。


保険適用条件

マンジャロは、2型糖尿病の治療として通常の保険診療で処方されます。一方、ウゴービとゼップバウンドを肥満症などに保険で使う場合は、国が定めた「最適使用推進ガイドライン」の要件を、患者と医療機関の双方が満たす必要があります。 肥満症の場合、高血圧、脂質異常症、2型糖尿病のいずれか1つ以上と診断されていることに加え、投与する医療機関で6か月以上の食事療法・運動療法を行い、その間に2か月に1回以上、管理栄養士による栄養指導を受けても十分な効果が得られないことが条件です。投与を始めてからも、2か月に1回以上の栄養指導を受けながら食事療法・運動療法を続けます。なお、ゼップバウンドの効能・効果には耐糖能異常も含まれますが、ガイドラインで保険診療の対象とされる患者の要件は高血圧、脂質異常症、2型糖尿病のいずれかがあることで、耐糖能異常だけでは要件を満たしません。投与期間の上限は、ウゴービが68週間、ゼップバウンドが72週間です。投与開始から3〜4か月たっても改善の傾向が見られなければ中止し、十分に体重が減った場合は上限を待たずに中止して、食事療法・運動療法での管理に移ることが考慮されます。

ゼップバウンドを閉塞性睡眠時無呼吸症候群に使う場合は、原則としてBMIが30kg/m2以上の人が対象です。投与する医療機関で3か月以上の食事療法・運動療法を行っても十分に体重が減らないことが条件で、投与期間は最大52週間です。6〜7か月を目安に睡眠検査で重症度を確認し、改善がなければ中止します。

ウゴービを代謝機能障害関連脂肪肝炎に使う場合も、専用のガイドラインに沿って行います。肝線維化がF2またはF3であることを原則として肝生検で確認し、生検が適さない場合は肝臓や消化器の専門医が複数の非侵襲的検査などから総合的に判定します。BMIが19kg/m2未満の人には投与せず、23kg/m2未満の人は原則として対象外です。投与期間の上限は設けられていませんが、12か月を目安に肝臓の状態を評価し、改善が見られなければ原則として中止します。

医療機関側にも、標榜する診療科、関連学会の専門医資格をもつ常勤医師、学会の教育研修施設としての認定、常勤の管理栄養士による栄養指導の体制などの要件があります。そのため、どの医療機関でも保険で処方を受けられるわけではありません。なお、痩身や美容を目的とした使用はガイドラインの対象外です。


オゼンピック・リベルサスとの違いも確認

同じセマグルチドでも承認目的が異なる

オゼンピックとリベルサスは、ウゴービと同じセマグルチドを有効成分とする2型糖尿病の治療薬で、肥満症の治療薬としては承認されていません。成分が同じでも、承認された目的と用量が異なる別の薬です。

オゼンピックは週1回の皮下注射で、0.25mgから始めて4週間後に維持用量の0.5mgへ増やし、効果が不十分な場合でも最大用量は週1回1.0mgです。ウゴービの維持用量が2.4mgであることと比べると、用量設定の違いがわかります。

リベルサスは、セマグルチドを飲み薬にした製剤です。1日1回3mgから始め、4週間以上たってから維持用量の7mgに増やし、効果が不十分な場合は14mgまで増量できます。胃の中に食べ物や水が多いと吸収が妨げられるため、1日の最初の飲食の前に、空腹の状態でコップ約半分(約120mL以下)の水で服用し、服用後少なくとも30分は飲食やほかの飲み薬を控える必要があります。

セマグルチドを含む製剤どうしやほかのGLP-1受容体作動薬、チルゼパチド製剤を重ねて使うことはしません。別の医療機関で処方を受けている場合も、使っている薬を必ず伝えることが大切です。


薬剤名だけで選んではいけない理由


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診断・健康障害・既往歴・併用薬を確認

どの薬を使えるかは、製品名の知名度ではなく、診断名と体の状態によって決まります。2型糖尿病なのか、肥満症なのか、閉塞性睡眠時無呼吸症候群や代謝機能障害関連脂肪肝炎なのかによって、選択肢となる製品そのものが変わります。肥満症であれば、BMIや肥満に関連する健康障害の数、高血圧などの病気の有無も確認が必要です。

既往歴の確認も欠かせません。3製品とも、成分に対して過敏症を起こしたことがある人、糖尿病性ケトアシドーシスや糖尿病性昏睡の状態にある人、1型糖尿病の人には使用できません。また、急性膵炎や、胆石症・胆嚢炎などの胆道系の病気が起こることがあるため、これらの病気をしたことがある人は医師に伝える必要があります。

併用薬にも注意が必要です。スルホニルウレア剤やインスリン製剤などの糖尿病の薬と一緒に使うと低血糖を起こしやすくなるため、それらの薬の減量が検討されます。チルゼパチド製剤では、胃の内容物の排出を遅らせる作用により、投与開始や増量の直後に経口避妊薬の効果が弱まるおそれがあります。妊娠を考えている人は、使用の可否や中止の時期について事前に医師と相談しておくことが大切です。


効果や安全性を単純比較しない

体重の減り方や副作用の起こりやすさを、製品同士で横並びにして優劣を決めることはできません。3製品は承認された対象疾患や用量が異なり、承認の根拠となった臨床試験も、対象となった患者の背景や投与期間がそれぞれ違うためです。同じ薬でも、効果や副作用の出方には個人差があります。

安全面では、胃腸症状のほかに、急性膵炎、胆石症などの胆道系の病気、下痢や嘔吐による脱水から起こる急性腎障害などに注意が必要です。嘔吐を伴う激しい腹痛が続くときは急性膵炎の可能性があるため、使用を中止してすぐに医療機関を受診します。また、作用が長く続く薬のため、中止したあとも一定期間は効果や副作用が続く可能性があります。

承認された目的から外れた使い方にはリスクもあります。医薬品の副作用で重い健康被害が生じた場合には公的な医薬品副作用被害救済制度がありますが、使用目的や使用方法が適正であったと認められない場合は、救済の対象外とされています。いずれの製品も、薬だけに頼るのではなく、投与中も食事療法・運動療法を続けることが前提です。


まとめ

マンジャロ、ウゴービ、ゼップバウンドは、いずれも週1回の注射で体重を減らす作用をもちますが、同じ薬ではありません。マンジャロとゼップバウンドはGIPとGLP-1の両方に作用するチルゼパチド、ウゴービはGLP-1に作用するセマグルチドを有効成分とし、マンジャロは2型糖尿病、ウゴービは肥満症と代謝機能障害関連脂肪肝炎、ゼップバウンドは肥満症と閉塞性睡眠時無呼吸症候群が国内での対象です。

同じ成分を含むオゼンピックやリベルサスも、2型糖尿病の治療薬として用量や使い方が別に定められています。肥満症などに保険で使う場合には、診断の条件に加えて、一定期間の食事療法・運動療法や医療機関の要件、投与期間の上限といった条件もあります。薬の名前で選ぶのではなく、自分の診断や持病、使っている薬を医師に伝え、適した治療を一緒に検討することが大切です。


監修医師からのコメント

名称未設定

五藤先生

マンジャロ、ウゴービ、ゼップバウンドは、診察室で「やせる注射」とひとまとめに尋ねられることが少なくありません。しかし実際には、診断名と承認された目的が異なる別々の薬です。読者の方に知っておいていただきたいのは、次の3点です。


1. 薬の名前ではなく「診断」で選択肢が決まります

2型糖尿病ならマンジャロ、肥満症ならウゴービやゼップバウンドというように、診断によって使える薬が変わります。同じ成分のチルゼパチドでも、マンジャロとゼップバウンドは用量設定も承認された対象も違います。「他の人に効いた薬を自分も」という選び方はできません。


2. 保険で使えるのは条件を満たした方に限られます

肥満症では、BMIに加えて高血圧・脂質異常症・2型糖尿病などの合併や、一定期間の食事療法・運動療法が前提です。処方できる医療機関にも要件があります。「体重を減らしたい」という希望だけでは保険診療の対象になりません。痩身や美容目的の使用も、ガイドラインの対象外です。


3. 薬は食事・運動の「代わり」ではなく「後押し」です

診療の現場でも、薬を使っている間は体重が減っても、食事や運動の習慣が変わらないまま中止すると、体重が戻りやすいと感じます。吐き気や下痢などの消化器症状、まれな膵炎・胆石症、脱水による腎機能の悪化にも注意が必要です。強い腹痛が続くときは、すぐに受診してください。

個人輸入や、診断のない自己判断での使用は、重い副作用が出ても公的な救済制度の対象外になるおそれがあります。気になる方は、現在の持病や服用中の薬、妊娠の予定を主治医に伝えたうえで、ご自身に合った治療を相談してください。


よくある質問

マンジャロとゼップバウンドは同じ薬ですか?

有効成分はどちらもチルゼパチドですが、別の製品です。マンジャロは2型糖尿病、ゼップバウンドは肥満症と中等症以上の閉塞性睡眠時無呼吸症候群が対象で、維持用量も異なります。2つを併用することはありません。


オゼンピックやリベルサスで肥満症の治療はできますか?

オゼンピックとリベルサスの国内での効能・効果は2型糖尿病で、肥満症の治療薬としては承認されていません。同じセマグルチドを含む製剤で肥満症に承認されているのはウゴービです


ウゴービやゼップバウンドは誰でも保険で使えますか?

保険で使えるのは、最適使用推進ガイドラインの要件を満たす人に限られます。肥満症の場合は、BMIや健康障害の条件に加え、投与する医療機関での6か月以上の食事療法・運動療法などが必要で、処方できる医療機関にも要件があります。痩身や美容を目的とした使用は対象外です。


参考資料

PMDA マンジャロ皮下注アテオス 電子添文

PMDA ゼップバウンド皮下注アテオス 電子添文

PMDA ウゴービ皮下注SD 電子添文

PMDA オゼンピック皮下注2mg 電子添文

PMDA リベルサス錠 電子添文

厚生労働省 最適使用推進ガイドライン チルゼパチド(肥満症)

厚生労働省 最適使用推進ガイドライン チルゼパチド(閉塞性睡眠時無呼吸症候群)

厚生労働省 最適使用推進ガイドライン セマグルチド(肥満症)

厚生労働省 最適使用推進ガイドライン セマグルチド(代謝機能障害関連脂肪肝炎)

PMDA 承認品目一覧(新医薬品:2026年6月)

日本イーライリリー・田辺ファーマ ゼップバウンドの効能追加承認に関するプレスリリース

PMDA 医薬品副作用被害救済制度 救済の対象とならない場合

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